NEC通信システム

「未来の街を駆け抜けろ!Scratchで挑む『自律走行ロボットカー』開発ワークショップ」

くりらぼネットワーク連携事業として、くりらぼとNEC通信システムがコラボレーションした「未来の街を駆け抜けろ!Scratchで挑む『自律走行ロボットカー』開発ワークショップ」を開催しました。今回は、LEGO®MINDSTORMS®EV3ロボットカーを使い、モーターやタッチセンサー、超音波センサー、カラーセンサーを組み合わせたプログラミングに、チームで取り組むワークショップです。参加者はロボットカーを実際に走らせながら、プログラムとロボットの動きの関係を学びました。

■ワークショップ当日の様子

ワークショップは、NEC通信システムの紹介やチームごとの自己紹介からスタートしました。参加者とメンターが互いに呼んでほしい名前を紹介すると、テーブルごとに拍手が起こり、和やかな雰囲気の中でプログラムが始まりました。

最初に、プログラミングの基本となる順次処理、繰り返し処理、条件判断について学習しました。ロボットカーとパソコンの操作方法について説明を受けた後、参加者は実際にパソコンを操作しながら取り組みました。分からないところはメンターに積極的に質問し、それぞれのペースで操作を進めていました。

説明を受けた後、パソコンを操作しながらプログラムを設定

続いて、ロボットカーのモーターやセンサーを制御する基本編に挑戦しました。前進や後進、方向転換に加え、荷物を置くと走り始める仕組み、障害物との距離を測って動きを変える仕組み、黒い線に沿って走るライントレースなどを、一つずつプログラミングしました。

プログラムが完成した参加者から、ロボットカーにデータを読み込ませて走行を確認しました。設定したとおりに動かないときは、メンターの問い掛けをきっかけに原因を考え、プログラムを何度も修正しました。ほかの参加者と一緒に考えながら試行錯誤する場面も見られ、思い描いた動きが実現すると、設定した動作を嬉しそうに確認していました。

メンターと一緒に原因を考える
仲間と一緒に試行錯誤

休憩を挟んだ後は、チームごとの進み具合に合わせて、基本編の続きを行うか、自由にコースを作る応用編に進むかを選びました。基本編を続けたチームからは、「音を出す」「回転する」「荷物を運ぶ」といったアイデアが出されました。応用編に進んだチームは、テーマやコースについて話し合い、考えたコースに合わせてロボットカーの動きをプログラミングしました。各チームで意見を出し合いながら、走行と修正を繰り返しました。中には、チーム全員でアイデアを出し合い、実現に向けて役割を分担しながらプログラミングを進めるなど、協力して課題の解決に取り組むチームも見られました。センサーの設定やプログラムの内容を何度も見直しながら、それぞれが目指す動きの実現に向けて工夫を重ねていました。

各チームで意見を出し合いながら、走行と修正を繰り返して挑戦

成果発表では、各チームが順番に、制作したコースでロボットカーを走らせました。参加者や保護者は発表するチームのもとに集まり、ロボットカーの走行を見ながら、制作上の工夫や苦労した点に耳を傾けました。「うまく曲がるようにするのが難しかった」「スピードが変わるように変数を使った」など、実際にプログラミングする中で気付いたことが参加者自身の言葉で発表されました。

■参加者の感想

参加者からは、「繰り返しやるほど楽しかった」「長いプログラミングを設定するのが大変だった」といった感想が聞かれました。楽しさを感じる一方で、思いどおりの動きを実現するために、粘り強くプログラムを組み立てる難しさも体験した様子でした。

ロボットカーの走行を何度も試し、チームで相談しながらプログラムを修正することで、ロボット制御の仕組みと、試行錯誤しながらものづくりに取り組む楽しさを体感するワークショップとなりました。

くりらぼネットワークではこれからも、参画企業・団体の皆様とともに、子供たちが楽しみながら学べるデジタル創作体験の場をつくっていきます。
次回以降のワークショップは、くりらぼホームページで随時お知らせいたします。